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着物歳時記

2019.09.27 学ぶ

着物歳時記

日本の季節の移り変わりを着物で表現することは着物を着る楽しみであり、醍醐味でもありますよね。
着物は形が決まっているがゆえに素材や染織、文様で四季を語ることができます。
春夏秋冬の主なイベントの中でTPOにふさわしい装いの参考になればと思います。

【春】

お花見
女子会や仲間うちの気軽なお花見の会なら、春らしい色合いの小紋や紬に染帯、名古屋帯が似合うでしょう。
花見をテーマにしたパーティなどには春らしい色柄の付下げも華やかな装いとなるでしょう。
朝夕はまだ肌寒い季節ですので、羽織やショールを着用しても良いですね。
桜の花見に桜の着物を着るかの是非ですが、本物の桜と喧嘩しているようだから避けるべきという見方とむしろ桜づくしでという見方、どちらも考え方のひとつなので、あまり難しく考えないで格さえわきまえて装うのが一番だと思います。
桜も意匠化された柄から写実的な柄まで色々あるので、気になるなら帯や小物に桜柄をあしらうのもおしゃれですね。

卒業式・入学式
卒業式・入学式はお子様の成長を見守ってきたお母様にとってとてもうれしく感慨深いものですね。
着物で付き添うことはお子様にとっても思い出となることでしょう。
あくまで主役は子供達ですから、訪問着を着る場合は派手になりすぎないように落ち着いた色を選んだり、帯や帯締め、帯揚げを地味目に合わせることで周り方々と浮かないようにしたいものですね。
付下げや色無地、江戸小紋、柄が小さく落ち着いた色の小紋が入学式に適しているといえるでしょう。大胆な柄は避け、優しく品のある古典柄がおすすめです。帯はフォーマルな袋帯や名古屋帯でも格のある柄で織りの帯を選びましょう。
 
【夏】

更衣え

今日では更衣えの習慣が薄らいできていますが、お茶会や礼儀を重んじる会などでは更衣えのしきたりを知って装いましょう。
前年10月から5月中は袷の着物、6月から単衣仕立の着物になり、7.8月は薄物と呼ばれる絽や紗、麻などの盛夏用の着物を着ます。帯も6月から単衣帯、段々と夏用の絽、紗、羅の帯を合わせます。9月は6月と同様に単衣仕立の着物に夏帯、単衣帯を締めます。10月から翌年5月までは袷のきものを着ます。
長襦袢も着物に合わせて袷、単衣、夏用と衣更えしてゆきます。
半衿、帯締め、帯揚げも季節感を表現するアイテムとして楽しみたいですね。
温暖化が進む昨今では6月1日を待たずに単衣の着物を着ても差し支えはありません。
同様に9月もまだ暑い日には盛夏の薄物を、10月に入っても単衣を着たい時候の場合もあります。

納涼・花火大会
納涼のお食事会やお出かけには透け感のある絽や紗、麻、絹紅梅などの薄物を着ます。
長襦袢が透けて見え、見た目にも涼しそうです。
薄物を着る時は長襦袢のサイズがご自分に合っていることが美しく見えるポイントです。
着丈が短いと足が見えたりと残念なことになってしまいます。長襦袢と着物の寸法が合っていることも大切です。
夏の風物詩といえば花火大会、花火大会といえば浴衣ですね。
木綿なので汗をかいても自宅で洗濯できます。夏の夜に涼しげに装いましょう。
浴衣はかつて入浴時に着た「湯帷子」(ゆかたびら)が次第に入浴後に着られるようになり、「浴衣」(ゆかた)とよばれるようになりました。
基本的には素肌に着るものとされていますが、浴衣用の下着を着た方が良いでしょう。
帯は半巾帯や兵児帯でアレンジして結びましょう。
難しいルールはなく、自由な着こなしを楽しみましょう。
最近では街着として着られる浴衣もあります。
その場合は夏の襦袢、夏帯に、夏の帯揚げ・帯締めで装います。
市販の衿付き半襦袢を着れば、長襦袢を着るまでもないでしょう。足元は足袋と草履を履きましょう。
 
【秋】

秋はおよばれに着物をきるシーンが多い季節ですね。
結婚式、お茶会、パーティー、観劇、七五三祝いなど様々な機会に着物で出席されると高級ブランドのお洋服にも負けない華やかさと気品があり、周りの方々からも喜ばれること間違いなしですね。

結婚式
《留袖》親族で既婚者なら黒留袖、五つ紋付なら色留袖も
《振袖》未婚の若い女性 主役の花嫁さんより派手にならないように
《訪問着》未婚・既婚問わずOK、吉祥文様や有職文様ならベスト
《付け下げ》カジュアルなウェディングや二次会に

観劇
最近は歌舞伎の公演に着物で出かけられる方も多いものです。
こういう場合はおしゃれを楽しむ装いで、格の高いものよりは付下げや小紋、紬やお召などが良いでしょう。
演目にちなんだモチーフを取り入れるのも楽しいですよね。さりげないおしゃれで楽しみましょう。
クラシックコンサートやオペラなど大きな会場のコンサートへはパーティ感覚で訪問着や付下げで華やかに装いましょう。

秋のお出かけ
着物のベストシーズン。秋のコーディネートは小物に秋色をプラスしていきましょう。
同じ着物、帯でも帯揚げ・帯締めを変えて深まっていく季節に合わせてコーディネートを楽しみましょう。
 
【冬】

クリスマス

クリスマスパーティーに着物でってなんかウキウキしてきますね。
街はイルミネーションで彩られる近頃、華やかな柄やヴィヴィッドな色をチョイスしましょう。
モダンな着物にシンプルな帯、シックな着物に小物をヴィヴィドな色でアクセントにするなど、特に冬は静寂の季節に負けない華やかさを表現されてはいかがでしょうか。
 
着物は柄や色、素材で季節を表現することができる奥が深いファッションなんです。
様々な機会に着物でおでかけしましょう。



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